Meet at Smile 笑顔リレーの社会インパクト考察について

エミーバンク協会では、「笑顔」がウェルビーイング、幸せの代理変数である前提のもと、中期アウトカムとして、「社会を”笑顔”で元気にする。」というゴールを設定し、笑顔の価値にもとづく関係人口の向上が、この実現に寄与するであろうとの仮説を置いています。

2022年5月1日~6月30日の期間、その実行施策の1つとして、笑顔計測つきの除菌液装置「emmyWash(エミーウォッシュ)」を活用した社会実証実験「Meet at Smileプロジェクト」を企画・展開し、その結果考察と評価をまとめましたので公開します。

※ 本プロジェクトでは、企画・運営を、合同会社toki-dokiが行い、その評価をエミーバンク協会が行うという役割分担をしています。また、クウジット株式会社がアンケート分析に技術協力しています。

「Meet at Smileプロジェクト」は、emmyWashの特性を生かして、”笑顔のギフト(贈り物)”として、つながりのある人々へ無償貸し出しを行い(もしくは貸出先を紹介してもらい)、どのようにそれが展開活用されていったか、どのようなエピソードがあったかを定性、定量的に計測し、中期アウトカムの実現に寄与するかを評価考察するものとしました。


1. プロジェクト結果概要・考察まとめ

プロジェクト企画・運営主体であるtoki-doki社による結果考察レポート(抜粋)とアンケート集計(2022/8/1時点)を公開いたします。

2.エミーバンク協会による評価・論考

上記1を受けて、エミーバンク協会理事兼最幸顧問 保井俊之(叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部学部長・教授)より、同プロジェクトの目的とその学術的意義について論考を公開いたします。

最後に、プロジェクトに参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、まことにありがとうございます。本プロジェクトを踏まえて、さらに次の施策を検討してまいります。

今後とも「笑顔の循環経済」の実現に向けて、ご支援、ご協力を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。


なお、本プロジェクト活動は、2022/9/11に開催される地域活性学会(SDGsを活かす持続可能な地域づくり研究部会/テーマ:SDGsの目標間の相互作用と統合的発展)にて、パネリストの1人としてエミーバンク協会代表理事の末吉が登壇し発表予定です。


■参考資料

Meet at Smileプロジェクト結果報告
Meet at Smile アンケート結果集計


下記は、アンケート項目における自由文に対して、ポジティブコメントとネガティブコメントに解析し、重みづけされた特徴的なフレーズ(述語項の係り受け)を図示化したものです。(通常の単語単位の重みづけによるワードクラウドではない)

(ポジティブコメントによるフレーズクラウド)

(ネガティブコメントによるフレーズクラウド)


■ 論考

「(一社)エミーバンク協会によるemmyWashを活用した社会実験「Meet at Smile」プロジェクトの目的とその学術的意義」(叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部学部長・教授 保井俊之)

※ アンケート結果に対する自然言語解析には、クウジット社の「慧(KEI) 自然言語分析AIエンジン」を利用した。

※Meet at Smile プロジジェクトの起点となった、岡山県新見市での笑顔バトンリレープロジェクトに感謝いたします。

emmyBank

2021年4月、一般社団法人エミーバンク協会が誕生しました。感謝のおカネ「エミー」を循環、その価値に共感する仲間たちとともに社会装置事業を通じて笑顔の経済圏の実現を目指し、「エミー&ゼニー」研究や社会装置事業のコンセプト啓発・普及活動をしていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします!

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